【聖書の預言】 第５章 四騎士
まずはじめに、預言の成就は、実際に起こるまでは事実として述べることはできないということを覚えておいてください。私は預言に関する多くの理論を研究してきました。そして、私がここで書いたことは、歴史的事実と現代の事実に基づいて起こり得ることですが、実際に起こるのを見るまでは、これがすべて絶対的な事実であるとは決して言いません。以下に示したものを見て頂ければお分かりになると思いますが、一部は絶対に確実ですが、一部はそうではありません。
このページに記載されている内容の一部は絶対的な事実です。
以下の通りです：
- イエスの再臨の際には、4 人の「王」または国家とその支配者が存在する。
- ダニエル書 7 章に記されたイメージや記述によって、それらの王を特定できます。
- 4 人目の王とその王国はキリストの再臨時に滅ぼされますが、他の 3 匹 (ライオン、クマ、ヒョウ) はイエスが地上で 1000 年間統治する間、生き続けます。
- 4 つの王国は 1 つになり、黙示録 13 章の反キリストによって統治されます。
- 4 人目の王の 10 本の角 (彼と連携して権力を与える 10 人の王を表す) は、ダニエル書 2 章では最後の王国を表現している「10 本のつま先」、黙示録 13 章では「統合王国」、および黙示録 17 章の反キリストに権力を与える 「10 人の王」と同じものをさしています。
同様にこのページに記載されている記述の一部は、
次のように推測に基づくものです。
- イスラム教が第 4 の獣/王/王国になることはほぼ確定ですが、私たちは確実に知ることはできません。
- それはほぼ確定ですが、ライオン、クマ、ヒョウの正体を確実に知ることはできません。
- ほぼ確定ですが、イスラム教が黙示録 6 章の第 4 の騎士であることは確実に知ることはできません。
- この記事で推測されているように、ダニエル書 7 章の近代国家とダニエル書 2 章の最後の帝国、黙示録 6 章とゼカリヤ書 6 章の馬/霊、黙示録 13 章と 17 章の統合された王国の正体を組み合わせると、神が描いた終末の驚くべき絵を構成するパズルのピースが完璧に組み合わさります。
過去や未来に預言が実現したときに、それを認識して
何が起こっているのか理解できるように、
預言を研究して理解することが非常に重要であることを忘れないでください。
よく目を向けてそれに心構えをして備えておいてください。理解できないからといって目を背けないでください。
多くの人が「その日もその時も分からない」という言い訳をして預言を無視し、難しすぎるので理解しようとさえしないのです。
主は私たちに見張って準備するように言われました！（ここをクリック：英語サイト）
従順になり、時間をかけて理解する努力をしましょう。
— 見よ。わたしは盗人のように来る。裸で歩き回って、恥ずかしい姿を人々に見られることのないように、目を覚まして衣を着ている者は幸いである ー
ですから、目を覚ましていなさい。その日、その時をあなたがたは知らないのですから。
私たちは暗闇の中にいないので、その日が盗人のように私たちを襲うことはありません。
盗人のように襲われるのは、この世の人たちだけです...
しかし。兄弟たち。あなたがたは暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。
四騎士 / 七つの封印
四騎士については、たくさんの有名な説があります。そのほとんどはまったく意味をなさないものです。
私が聞いたなかで、聖書に完全に合致する説は 1 つのみです。
1 私が再び目を上げて見ると、なんと、四台の戦車が二つの山の間から出て来ていた。山は青銅の山であった。
2 第一の戦車は赤い馬が、第二の戦車は黒い馬が、
3 第三の戦車は白い馬が、第四の戦車はまだら毛の強い馬が引いていた。
4 私は、私と話していた御使いに尋ねて言った。「主よ。これらは何ですか。」
5 御使いは答えて言った。「これらは、全地の主の前に立って後、天の四方に出て行くものだ。
6 そのうち、黒い馬は北の地へ出て行き、白い馬はそのあとに出て行き、まだら毛の馬は南の地へ出て行く。
7 この強い馬が出て行き、地を駆け巡ろうとしているのだ。」そこで彼が、「行って、地を駆け巡れ」と言うと、それらは地を駆け巡った
8 そのとき、彼は私にこう告げた。「見よ。北の地へ出て行ったものを、それらは北の地で、わたしの怒りを静める。」
ゼカリア書 6章5節にあるように、馬はこの世の霊を表しており、2つの聖句を組み合わせると、その意味がさらに詳しく理解できます。
馬の種類ごとに見ていきましょう。
黒い馬
黒い馬が北の国に向かって進んでいき、乗り手は手に天秤を持ってこう言いました、「小麦1枡は1デナリ…」 北半球には資本主義国家のほとんどが集中していませんか？
そもそも資本主義とは何ですか？自由貿易のことです。
政界や報道界において赤が共産主義を表すのと同様に、黒は資本主義を表します。
さらに、米ドル紙幣のなかに、天秤があるのをあなたは見つけられますか？
5 小羊が第三の封印を解いたとき、私は、第三の生き物が、「来なさい」と言うのを聞いた。私は見た。見よ。黒い馬であった。これに乗っている者は量りを手に持っていた。
6 すると私は、一つの声のようなものが、四つの生き物の間で、こう言うのを聞いた。「小麦一枡は一デナリ。大麦三枡も一デナリ。オリーブ油とぶどう酒に害を与えてはいけない。」
米ドル紙幣のなかに、天秤があるのをあなたは見つけられましたか？これは米国財務省の印章であり正義を表していますが、米国の通貨は世界の自由貿易/資本主義を代表しています。
「黒字」という用語は、会社の収益性を指すために使用されます。
会社が利益を上げている場合、またはより具体的には、すべての費用を差し引いた後に会社がプラスの利益を上げている場合、その会社は「黒字」であると言われます。逆に、利益がマイナスの会社は「赤字」であると言われます。
白い馬
白い馬は黒い馬を追いかけ、乗り手は弓と冠を持ち、征服するために出ていきました。
カトリックは資本主義を追いかけます。なぜなら、「カトリック」国家の大半は「西洋」資本主義国家だからです。
白は平和の象徴です。カトリック教会は平和のメッセージを伝えます。これは何の証拠にもなりませんが、ローマカトリックの教皇が白い服を着て、白い乗り物（リムジン、ヘリコプターなど）に乗っているのは興味深いことです。教皇が馬に乗るとしたら、何色だと思いますか？
さらに教皇は冠をかぶっています。乗り手は弓を持っていますが、矢はありません。バチカンには常備軍はありませんが、カトリックは確かに征服力があります。国民の大多数がカトリックになると、その国は「カトリック」国家と呼ばれ、バチカンは「カトリック」国家の政治的決定を下し、指導者を指揮する権利があると考えています。バチカンの大きな目標の 1 つはアメリカを征服することです。
・ローマカトリックの教皇が白い服を着て、白い乗り物（リムジン、ヘリコプターなど）に乗っている。
・バチカンには常備軍はありませんが、カトリックは征服力があります。
・教皇は冠をかぶっている。
・国民の大多数がカトリックになると、その国は「カトリック」国家と呼ばれ、バチカンは「カトリック」国家の 政治的決定を下し、指導者を指揮する権利があると考えています。
赤い馬
赤い馬は平和を勝ち取る力を与えられ、互いに殺し合うように命じられ、大きな剣を持っていました。
ロシアと中国の力を合わせた軍事力よりも強いものがこの世に存在するでしょうか。とても大きな剣です。
赤は共産主義の色です。
1948年に共産党が政権を握って以来、中国では8000万人以上の中国人が、政治的粛清で殺されたと推定されています。ソ連政府は自国民6700万人を殺害しましたが、ロシアは今でも社会主義（共産主義）国家です。
彼らは互いに殺し合うのでしょうか？
青白い/緑の馬
7 小羊が第四の封印を解いたとき、私は、第四の生き物の声が、「来なさい」と言うのを聞いた。
8 私は見た。見よ。青ざめた馬であった。これに乗っている者の名は死といい、そのあとにはハデスがつき従った。彼らに地上の四分の一を剣とききんと死病と地上の獣によって殺す権威が与えられた。
青ざめた/緑の馬（grisled and bay : 斑点があり、色の濃いことを意味します。つまり、濃い色の斑点のある淡い緑色の馬）は南に行き、死が彼に座り、よみが彼に続き、剣と飢えと世界の獣を使って殺す力が与えられました。
貧困に苦しむ国のほとんどが南半球にあります。
戦争、犯罪、革命、飢餓、この世の獣は、第三世界のより後進的な国でより顕著です。しかし、ここでの「獣」という言葉は、聖書の他の部分で「王」を表すのに使われているのと同じ言葉なので、中東の「王」の多くが自国民を殺しているという事実を指している可能性が高くあります。
過去 100 年間で、人類の歴史の中で最も多くの死（戦争、中絶など）が見られました。
この馬について非常に興味深いのは、元のギリシャ語の意味が欽定訳聖書では「淡い」と解釈されているが、クロロス（khlo-ros'）という言葉は、また、緑がかった、または淡い緑色も意味します。この単語 (クロロス) は、聖書の他の 3 か所でも使用されています: マルコ 6:39、黙示録 8:7、黙示録 9:4。これら他の 3 か所すべてで、正しく緑と解釈されました。
サウジアラビアの国旗。
伝統的なイスラムの緑色で、イスラムの神について
書かれた文字が特徴です。
モハメッドの好きな色は緑だった。
この馬は南へ行きました。
そして世界のイスラム教徒の 96.5% は南半球のアフリカと南アジアにいます。
イスラム教は「死」と定義することができるのではないでしょうか。
この死とは、黙示録の第 2、20、21 章で言及されている「第二の死」を指している可能性があります。これは永遠の死を意味します。
「過激派」と貧しいイスラム教徒だけが、テロリストに募集されているという議論を見たことがありますが、9/11 で飛行機をハイジャックした男たちの経歴を見ると、彼らは中流階級と裕福な家庭の出身なのです。
至る所で起こっている攻撃、自爆テロ、「イスラエルに死を、アメリカに死を」と叫ぶ大勢のイスラム教徒は、貧しい人々と過激派だけではありません。これはイスラム教そのものの考え方です。
最近パレスチナで何が起こったかを見てください。彼らはテロ組織を意図的に政府に選出したのです。
そして、イスラム教について、そしてそれが反キリストによってどのように利用されるかについて私たちが知っていることを考慮すると、ここでの「死」という言葉は、救われなかった人々が審判の日に神の前に出る、黙示録の「第二の死」を指しているのかもしれません。
四騎士と馬車は、
カトリック、
資本主義、
共産主義、
イスラム教の
精神を表している可能性が高いです。
これらの霊／スピリットは今日の世界に存在し、長い間存在してきました。
考えてみれば、これらの力の下で生きている人々の精神が、いかに異なる態度や考え方などを持っているかに気づくでしょう。 彼らの生活を支配する魂に適合しています。
そして、これはダニエル書第 7 章の国々と非常に合致しており、黙示録第 13 章の獣 (国々) (新世界秩序) に統合されます。
そこでは、ライオンとヒョウは資本主義国家を表し、ロシアは共産主義を表し、イスラム教は 10 本の角のある獣を表します。黙示録第 17 章では、この統合された獣に大淫婦 (イタリアのバチカンであるカトリック) が乗っています。この絵には 4 つの霊／スピリットがすべて表れています。
黙示録の四騎士は、合計 7 つの封印のうち最初の 4 つの封印でもあります。
黙示録には 7 つのグループが 4 つあります。7 つの封印、7 つのラッパ、7 つの鉢、7 つの雷です。ヨハネは、7 つの雷が言ったことを書かないように言われました。7 つのラッパについては、次の章で説明します。7 つの鉢はすべて、キリストの再臨前の最後の 7 年間の終わりに「注ぎ出され」、この本の第 10 章でさらに説明します。
残りの封印は次のとおりです。
封印 5 – すでに死んでいる神の聖徒たちは、もう少しの間休むように言われます。
封印 6 – ここでは多くのことが起こっており、この封印は 7 番目のラッパと 7 番目の鉢と同じ預言のようです。ここには 7 つのラッパとの明確な相関関係があります。次の章でわかるように、最初の 4 つのラッパはすでに鳴らされた可能性が高く、私たちは 3 つの災いのすぐ手前にいます。最初の 4 つの封印が開かれたことはすでにわかりましたが、私たちは 6 番目の封印のすぐ手前である、5 番目の封印の「待機期間」にいる可能性が非常に高いです。
封印 7 – 天には約 30 分間の沈黙があります。(詳細については第 10 章を参照してください)
ほとんどの人は、黙示録は終末の出来事を時系列で記録したものであると教えられていますが、そう考える聖書的根拠はありません。
第 6 の封印、第 7 のラッパ、第 7 の鉢、マタイ 24:29、エゼキエル 38:18-22 はすべて同じことを語っており、最後の 7 年間の後半に起こる大艱難の直後の同じ期間を表しています。
これについては、第 10 章「黙示録と出来事の時系列を理解する」で詳しく説明します。